介護・医療用語の意味について④
こんばんわ、介護職のjunです。
本日も覚えていて損はない介護・医療用語を記事にしていきます。
では恒例の問題です。「浮腫」の読み方をわかりますでしょうか?
正解は、「浮腫」=「ふしゅ」と読みます。
意味は、顔や手足など末端が体内の水分によって、痛みを伴わない形で腫れます。
「むくみ」とも言います。
ちなみに「浮腫」=「肥満」ではありません。
「浮腫」は体内の水分が異常に増加した状態であり、「肥満」は脂肪分が増える
ことです。
例えば、足の甲が腫れたとします。「浮腫」の場合は足の甲を押すと凹みます。
しかし、肥満の方は脂肪なので少ししか凹みません。
むくみの原因は、立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けていた場合、
体内の血行が悪くなり、重力も影響し不要な水分が下半身などにたまってしまう
からです。(高齢者は浮腫になりやすいのでくれぐれも気をつけてください。)
身体に合わない下着を着けてもその部分の血行が妨げられ、身体の血流が
スムーズにいかずにむくみやすくなります。
高齢者の方は、身体の血流など若い方に比べるとスムーズにいかなくなり
ますので病気にかかりやすくなります。
オシャレ(服装など)も生きがいの一つであり生活の質をあげます。
しかしあまり身体に合わない服装などは気を付けた方が良いと思われます。
また仮に足が浮腫になった場合は、靴下のゴムを緩めるか、少し上の部分を切る
などしてあげた方が良いです。
続いても質問です。「徘徊」の読み方はわかりますでしょうか?
正解は、「徘徊」=「はいかい」と読みます。
意味は、「目的やあてもなく、うろうろと歩きまわること」です。
例えば介護現場で、夕方になると〇〇さんが急に徘徊し始めました。などと
言っている時があります。
私たちからすれば、ご利用者の行動がわからずあてもなくうろうろと歩いて
いるように見えます。
しかし、ご利用者からすれば夕方に買い物に行く方、仕事が終わり帰宅する
方などその方によって目的があり歩き始めるのです。
認知症の症状があるご利用者の場合、それをうまく伝えられないため
徘徊に見えてしまうのです。
これから認知症の症状についても記事にしていきますが、ご利用者は
記憶力も低下し常に不安な状態だそうです。
(私自身認知症の症状になっていませんので、座学で学んだ知識になりますが…)
私の私見になりますが、徘徊とういのは存在しないのではと思います。
また徘徊という用語も現在あまり好ましくないと言われており、今後
用語がかわると言われております。
ただよく使われている用語でもあるので、頭の片隅に覚えていただければと
思います。
今日のおさらいです。
①浮腫とは・・・顔や手足など末端が体内の水分によって、痛みを伴わない形で
腫れ「むくみ」とも言います。
②徘徊とは・・・「目的やあてもなく、うろうろと歩きまわること」に
なります。
今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m
土・日はお休みします。
次週も介護・医療用語の意味についての記事になります。
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