介護老人保健施設について

こんばんわ、介護職のjunです。

 

本日は介護老人保健施設老健)の記事になります。

 

初めにいつもの問題です。

介護老人保健施設に入所できる条件を何でしょうか?

 

正解は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方、病状が安定しており

入院治療の必要がない要介護度1~5、リハビリテーションを必要とされる方に

なります。

 

介護老人保健施設は在宅復帰を前提としたリハビリが中心となります。

そのため入所可能な期間もそれほど長くはなく、3カ月~1年程度です。

 

また介護老人保健施設の開設者は、都道府県知事の承認を受けた医師に

当該介護老人保健施設を管理させなければならないと決まりがあります。

 

施設長の資格要件等 (左記は厚生労働省HPのリンク先です。)

 

そのため介護老人保健施設では必ず医師が1名以上常勤しています。

その他職員についても、例えば理学療法士作業療法士言語聴覚士

専門職は入居者100名に対して1名以上配置しなくてはいけません。

 

部屋タイプは、「多床室」「ユニット型個室」が主になります。

 

受けられるサービスの内容としては、食事の補助、入浴や着替え、排泄などの

生活介護・身体介護や、医師や看護師による医療ケアも受けれます。

また特別養護老人ホームとの大きな違いは、理学療法士作業療法士による充実した

リハビリテーションが受けられることです。

先ほども述べましたが在宅復帰を目的としているため、専門職による歩行器や車椅子を

使った実用的なリハビリが行われます。

 

公的施設になるため利用料も、特別養護老人ホームとあまり変わりはありません。

最後に介護老人保健施設では在宅復帰率というのがあり、施設側は達成しないと

国から報酬がもらえません。※施設によって目標在宅復帰率は異なるみたいです。

そのため家族の思いと裏腹に入所できたが、本人様のリハビリが順調に

終われば3か月で退所となる場合もあります。

ちなみに介護老人保健施設でも特別養護老人ホーム同様ショートステイ

介護サービスを利用できます。

介護老人保健施設に通所したい場合は、以前お話しした「通所リハビリテーション

デイケアになります。

デイケアについて知りたい方は以前の記事を参照してください。)

今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m

 明日はグループホームについての記事になります。

 

P.S

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