介護・医療用語の意味について③

こんばんわ、介護職のjunです。

本日も覚えていて損はない介護・医療用語を記事にしていきます。

 

では恒例の問題です。「座位」は何て読むかわかりますでしょうか?

 

正解は「座位」=「ざい」と読みます。元来の用字「坐位」と書きます。

意味は「上半身を起こした状態」「座った姿勢」や「座る位置・順番」などに

なります。

 

座位にもいろいろ種類があり、

端座位・・・ベッドの横などに足を下ろした姿勢で、腰かけ座位とも言います。

長座位・・・足を延ばした状態で座っている姿勢になります。

半座位・・・ベッド上で上半身を45度ほどギャッジアップしたり、

      枕や布団を背に置いたりしてこの体位を保つ事になります。

椅座位・・・椅子に腰掛けた状態の姿勢のことを言います

起座位・・・ベッドの上で上半身を90度にして、上半身を起こした

      姿勢のことをいいます。

 

ケアマネジャーや介護職・医療関係者などと話をしている際、ご利用者の

姿勢などで座位の単語が出てくると思われますので、覚えていて損はないと

思います。

 

続いても質問です。「褥瘡」とは何と読むかわかりますでしょうか?

 

正解は、「褥瘡」=「じょくそう」と呼びます。ちなみに「床ずれ」とも

言います。

意味は、長期間同じ体位により身体のでぱった骨の部分が継続的に圧迫され、

組織の血流が減少・消失し、虚血状態、低酸素状態を生じて組織が壊死する

ことになります。

 

例)寝たきりや麻痺などで体の位置を変える事が出来ない方が、長時間

同じ体制でいた結果、腰の仙骨部や足の踵の部分、骨が突出している

部分などが圧迫を受け褥瘡になります。また低栄養の方も注意が必要です。

 

私が以前お泊りデイサービスで働いていた時、寝たきりのご利用者が

お泊りしていました。

褥瘡を防止するため、最低2時間おきに体の位置を右や左に変えていました。

体の位置を変える際、クッションやバスタオルを使って足の間に

挟んだりしていました。そうすると右足の膝の骨と左足の膝の骨などが

当たらないようにするなど工夫をしていました。

 

また学校で座学を勉強中、特別養護老人ホームで働いている講師の方が、

ご利用者に褥瘡をつくってしまった場合、「施設の恥だ」と言っており

それくらいご利用者に褥瘡を作らせないよう注意や工夫が必要と学びました。

 

ちなみにネットで「褥瘡」と検索すると、結構痛々しい画像を閲覧する

事ができますので、気になる方は一度見てください(>_<)

 

今日のおさらいです。

①座位とは・・・「上半身を起こした状態」「座った姿勢」や「座る位置・順番」

         などになり、座位には様々な種類があります。

②褥瘡とは・・・長期間同じ体位により腰の仙骨部や足の踵の部分の

        組織が壊死することです。

 

今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m

明日も介護・医療用語の意味についての記事になります。

 

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