認知症の中核症状について④
こんばんわ、介護職のjunです。
認知症とは認知機能の障害により社会生活等が困難になる病気を総称したもので、「中核症状」と「周辺症状」の原因疾患が伴って発生するとお伝えしましたよね!!
本日も引き続き認知症の「中核症状」について記事にしていきます。
では恒例の問題です。実行機能障害になると、「〇〇を立てる」ことが難しくなります。さて〇〇は何かわかりますでしょうか?
ヒント:来月jun家では、野球観戦で名古屋に行きます。その際名古屋までの道順や途中で食べる飲食店などの検索などして探したりすることは何でしょうか?
(あとCMでありました、「ご利用は〇〇的に!」もヒントです!!)
正解は、「〇〇」=「計画」です。
本日は「実行機能障害」について記事にしたいと思います。
みなさん「実行機能障害」って聞いたことありますか??
うーん、、私はこの仕事に就いていなければ聞いたことはなかったなと思います(>_<)
☆実行機能障害とは☆
計画を立てて順序(効率)よく物事をおこなうことができなくなることを言います。
☆実行機能障害の特徴☆
①計画を立てるのが難しくなる。
②効率よく行うのが難しくなる。
③計画通り実行して目的を達するのが難しくなる。
例えば、
①食事の準備ができない
②家で洗濯をしながら料理の準備ができない
③豚汁を作ろうとして食材をそろえたが、気づかず肉じゃがを作ってしまう
☆実行機能障害の症状として☆
初めのうちはゆっくりであるが料理を作れていましたが、症状が進行してしまうと徐々に作れる料理が少なくなり、症状が重度になると最後まで料理が作れなくなったりしまいます。
またTVやエアコンのリモコンを使いこなせていたが、徐々にどのリモコンかがかわからなくなり使いこなせなくなります。
上記の症状が見られ始めたら早急に病院への受診をお勧めします。
☆実行機能障害の対応について☆
料理などができなくなってきたからと言って、そのままにするのではなく一緒に作業をするなどして症状の進行を少しでも遅らせましょう!
★一緒に作業する際の心得として★
①声をかける
例:今からお鍋に火を点けましょう。
②1つ1つ指示をだす
例:じゃがいもを小口切りにしましょう。
③使用するものを限定する
例:複数の包丁をつかわないなど
(料理を作る時を例にしてみました!)
症状に対して対象者と一緒にいることさえできれば、難しいことではないと思います。
今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m
明日も認知症の中核症状について記事にしたいと思います。
P.S
下記と右のリンク先のクリックもお願いしますm(__)m