認知症の周辺症状について
こんばんわ、介護職のjunです。
週末はいかがお過ごしされましたか?
jun家では先週木曜から長女が結膜炎&風邪を引き幼稚園をお休み状態で、私も喉痛の風邪になり金・土と寝込んでいました(>_<)
話は変わり今日私の父の誕生日です。
ただ月曜は仕事でお祝いするのが難しく、病み上がりでしたが昨日家族で実家に行きなあまり長居せずにプレゼントを渡してきました。
何と日曜日の夜に今度は次女が熱発で38.8℃まであがり、救急病院へ受診に行きました。
本日かかりつけ医に行ったところ風邪でした。
妻も風邪を引いており、一家全員初めて全員風邪でダウンです(>_<)
先週からのおさらいです。
認知症とは認知機能の障害により社会生活等が困難になる病気を総称したもので、「中核症状」と「周辺症状」の原因疾患が伴って発生するとお伝えしましたよね!!
今週からは認知症の「周辺症状」について記事にして行きたいと思います。
では恒例の問題です。「BPSD」とは何の略語かわかりますでしょうか?
正解は、「Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia」の略後になり、意味は「行動・心理症状」になります。
☆認知症の周辺症状とは☆
中核症状が元となっており、行動や心理症状に現れてきます。
心理症状は、ご自身と中核症状が持ち合わせており「ご自身の性格や環境に起因する」と理由づけされております。上記を踏まえ正しく理由を理解し適切な対応をとることにより、ご自身が穏やかに生活する事が可能となります。反対に理由を理解されない事で周辺症状がより悪化し、重介護に なるケースも出てきます。
中核症状はだれにでも現れる症状になりますが、周辺症状は人によって変わってきてまったく見られない人もいます。
☆周辺症状には☆
「妄想」・「不眠/睡眠障害」・「幻覚/錯覚」・「不安/抑うつ」・「失禁・弄便」・「徘徊」・「暴言/暴力」・「異食」・「せん妄」・「帰宅願望」・「介護拒否」の主な周辺症状があります。
今日は「妄想」のみ紹介します。
☆妄想(物取られ妄想)とは☆
認知症の症状が進行し妄想が見られる場合、「いつ?」・「どこに??」・「何をしまったか???」などを忘れてしまいます。
(私たちにも普段あると思います。自分も引き出しにしまったはずの診察券がないなどたまにあります。)
ただ妄想が見られると、ご自身が置き忘れた自覚がないため「〇〇を盗まれた」となります。そして盗まれた物が家族や介護者など身近な人に疑いの目を向けるようになります。これが「妄想」となります。
☆妄想の対策は☆
①物などを取られたと疑われた場合、絶対に怒らないでください。ご自身の話をよく聞き、誠意ある対応してください
②色んなところに物を置く環境をやめましょう。大事な財布などの貴重品を入れる場所には、予め目印を付けたり大きな文字で書いておき、ご自身にも理解できるようにしておけば少しは予防になります。
今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m
明日も認知症の周辺症状について記事にしたいと思います。