ボディメカニクスの原理について③

こんばんわ、介護職のjunです。

 

ロシアW杯も予選が終わりましたね。昨日日本はポーランドと最終戦でした。

試合は負けましたが、決勝トーナメントに進出しました。

ここからは対戦相手も一層強豪にチームなので4年間の集大成として是非頑張ってほしいですね(^^♪

  

今回も前回に引き続きボディメカニクスの原理について、記事にしたいと思います。

 

ボディメカニクスの原理は「8つの基本原理」からなります。

1、支持基底面積を広くする。

2、対象者に重心をできるだけ近づける。

3、対象者の身体を小さくまとめる。

4、対象者を押すのではなく、引いて動かす。

5、対象者を持ち上げず水平に移動する。

6、大きな筋群を使う。(腹筋や背筋など)

7、足先を動作の方向へ向ける。

8、てこの原理を使う。

 

では恒例の問題です。

対象者を動かすとき、なぜボディメカニクスを用いるとよいのはなぜかわかりますでしょうか?

 

 

 

 

 

 

正解は、ボディメカニクスを利用すると自身のエネルギー消耗が少なく、しかも安定性および効率性のよい動作を行なうことができるためだからです。

 

☆対象者を持ち上げず水平に移動するとは☆

対象者の身体を持ち上げずに横に滑らせたりすることにより容易に移動することができます。対象者の身体を持ち上げる際、腰への負担は大きいです。仮に持ち上げる場合は、腰だけではなく膝の屈伸を利用すると良いです。

例)ベッドで横になっている対象者を移動する際、無理に持ち上げ移動させると身体への負担が大きく疲労しやすいです。しかし対象者の身体を小さくまとめ横に滑らせて移動すると身体への負担も軽減され疲労も少なくなります。

 

☆大きな筋群を使うとは☆

対象者を介助する場合腕や手先だけではなく、足腰など大きな筋肉を意識しながら介助するようにしましょう。腹筋(お腹の筋肉)・背筋(背部の筋肉)・大腿四頭筋(大腿部前面にある筋肉)・大殿筋(お尻の筋肉)など大きな筋肉を同時に使うことで1つの筋肉にかかる負荷が小さくなり、大きな力で介助することができます。

 例)対象者を車いすへ移乗する際、腕の筋肉だけで移乗すると身体への負担は大きく疲労しやすいです。しかし対象者に重心をできるだけ近づけ腹筋や大殿筋など全身の筋肉を使う意識をすることで身体の負担も分散され疲労も少なくなります。

 

今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m

次回もボディメカニクスの原理について記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

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