認知症の中核症状について⑤

こんばんわ、介護職のjunです。

認知症とは認知機能の障害により社会生活等が困難になる病気を総称したもので、「中核症状」と「周辺症状」の原因疾患が伴って発生するとお伝えしましたよね!!

 

本日も引き続き認知症の「中核症状」について記事にしていきます。

 

では恒例の問題です。脳卒中による言語障害の代表的なものは何かわかりますでしょうか?

 

 

 

 

正解は、「失語症」です。

 

本日は「失語症」について記事にしたいと思います。

 

失語症とは☆

①左脳の比較的前方部分に障害が起きた場合、聞いて理解することは比較的よくできるが、話すことなどがうまくできず、ぎこちない話し方になる。

 

②脳の比較的後方部分に障害が起きると、なめらかに話せるものの、言い間違いが多く、聞いて理解することも困難なタイプの失語症があります。

 

上記①が「ブローカ失語」になり、②が「ウェルニッケ失語」のタイプに分かれます。

①は「車」を指してこれは何ですか?と聞いた時、本人は「車」と理解していますが、声に出してもらう際「くるま」とは言えず「く」が「ぐるま」になったりする時があります。

②も同じように聞いた際言葉はすぐに出てきますが、「くるま」と言わずちがう言葉が出てきたりします。例えば「くるま」を「ばいく」など

 

また失語症になると、話すことだけでなく聞く・読む・書く・計算することなどすべての能力に困難が生じてきます。

 

失語症の方への対応☆

長い会話は避け簡単な言葉でゆっくり話します。

お話を理解している方もいるので、あいまいなことは決して言わないでください。

また相手からの返答でわからない時は、素直に「もう一度教えてください」などと言い理解するまで聞いてください。

(何度か聞いてもわからない場合下記を参照してください。)

 

★相手からの返答で理解が難しい場合の対応★

①筆談する。

②写真やイラストなどを使いコミュニケーションをはかる。

③会話をオープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンを心がける。

 

先ほども言いましたが相手の方は言葉を理解している方もいるので、決してあいまいな返答などはせずコミュニケーションをとってください。

 

今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m

明日も引き続き認知症の中核症状について記事にしたいと思います。

 

P.S

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