認知症の種類について③
こんばんわ、介護職のjunです。
本日も認知症の種類について記事にしたいと思います。
その前に一昨日からのおさらいです。
認知症には「アルツハイマー型認知症」・「レビー小体型認知症」・「脳血管性認知症」・「前頭側頭型認知症」・「その他認知症」などいくつかの種類があります。
(上記4つの病名は四大認知症とも呼ばれています。)
2日間で「アルツハイマー型認知症」・「レビー小体型認知症」のお話をしました。
本日は「脳血管性認知症」について記事にします。
では恒例の問題です。アルツハイマー型認知症と診断された高齢者の中には血管障害を起こしている患者も多いと言われます。この場合、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」が併発することはありますでしょうか?
正解は、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」は併発します。その場合混合型認知症と呼ばれます。
脳血管性認知症は「アルツハイマー型認知症」に次いで、患者が多いとされている認知症の種類になります。
以前お伝えしました脳梗塞や脳出血などにより発症してしまう認知症になります。
脳の場所や障害の程度によって、症状が異なってきます。
脳血管性認知症の特徴は、脳血管障害の病歴があり高血圧・糖尿病・心疾患など脳血管障害の係わる危険因子を持っていることが多いです。
脳血管性認知症の治療について、脳の細胞は一度死ぬと元に戻ることはありません。
現在記憶障害やその他認知機能障害を改善させる方法もありません。
ただ認知機能障害や周辺症状を和らげる薬はいくつか存在します。また再発予防と認知症の症状への対症療法が治療の中心となります。
また脳血管性認知症は脳血管障害を再発することで悪化していくことが多いため、再発予防が特に重要です。
では再発防止をするにはどうしたら良いと思いますか??
それは生活習慣を見直すことです。
先ほども述べましたように高血圧や脂質異常症や糖尿病などが原因になります。
運動不足や過食、ストレスなどからも起こるものですので、生活習慣の見直しが最重要です。バランスの良い食事をしっかりと取り、適度な運動を必ずすることが予防につながります。
特に血糖値が高い方は、必ず受診をして糖尿病にならないように注意が必要です。
それ以外の方も定期的に受診をして脳血管障害に対する治療を継続してください。
今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m
土・日はお休みになります。
次週も認知症の種類について記事にしたいと思います。
P.S
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