ボディメカニクスの原理について
こんばんわ、介護職のjunです。
週末がやってきましたね!
金曜日が来るとやっと1週間仕事が終わったなと思い、ふとホッとしてしまいます。
明日は日帰りですが、家族でプロ野球観戦に行ってきます。
プロ野球観戦については、次週お話したいと思います。(^^♪
今回からボディメカニクスの原理について、記事にしたいと思います。
では恒例の問題です。
ボディメカニクスの原理は「〇つの基本原理」からなります。〇に入る数字はわかりますでしょうか?
正解は、ボディメカニクスの原理は「8つの基本原理」からなります。
1、支持基底面積を広くする。
2、対象者に重心をできるだけ近づける。
3、対象者の身体を小さくまとめる。
4、対象者を押すのではなく、引いて動かす
5、対象者を持ち上げず水平に移動する
6、大きな筋群を使う。(腹筋や背筋など)
7、足先を動作の方向へ向ける
8、てこの原理を使う。
☆支持基底面積(しじきていめんせき)を広くするとは☆
対象者を支えたり、持ちあげたりするときに足場となる面積です。
厳密には足の裏など、床と接しているところで囲まれた、足の下の面積を指す専門用語になります。足を開いて立つと、支持基底面積が大きくなりますが足を閉じて直立すると、支持基底面積は小さくなります。さらに、足を左右だけでなく、前後にも開くと、支持基底面積は広くなります。足の位置だけではなく身体の重心を低くすると、対象者の身体はより安定します。足を開いて立つだけではなく、膝を曲げることで自分の腰を落とした姿勢を取り、安定を確保しましょう。
イメージとしては・・・できるだけ足を開いて立ち、腰を落として重心を低くし、身体を安定させてから介助を行うようにしましょう。
☆対象者に重心をできるだけ近づけるとは☆
対象者と自分の身体(正確には重心)を近くすると、対象者を動かしやすくなります。身体を密着させることで、この効果はさらに高まります。こつは身体を密着させることを心がけてください。慣れてきましたら対象者と自分、双方の重心を意識し重心自体を近づけるようにできると、不思議なほど簡単に対象者を移動させられるようになります。
重たい物を持ち上げるときを想像してください。対象となる物を、身体に引き寄せますよね。
今日はここまです。ありがとうございましたm(__)m
次回もボディメカニクスの原理について記事にしたいと思います。